植民地主義

2010年8月22日、豊島公会堂での日韓強制併合100年・日韓市民共同宣言大会に行った。韓国・朝鮮に関わる撮影は久しぶり。だいぶ前だが、日韓の高校生交流をテレビ番組にした。不本意な出来栄えだった。言い訳はしない。
今日の大会では、植民地支配の精算という主張が強く出ていた。植民地主義への批判という論点は、単に日韓の関係性を二国間で論じるのではなく、世界の中で論じることだ。これは、ありがちな二国間の関係に閉じた枠組みから一歩踏み出している。
植民地主義は残忍なものだ。欧米列強が植民地支配を拡大していた時代、国際関係は残忍なものだった。今もそうかもしれない。日本も同列。
地球上で、情報の共有や人間の移動が進むと、極度に不均衡な関係や、一方向的な残忍さは徐々に許されなくなる。これからは、もっとそうなっていく。
大会の内容は報道されるだろうが、ここでは沢さんの歌をあえて紹介する。韓国・朝鮮語と日本語の両方で歌っている。