信任投票の投票所:動画

8月10日、大統領や知事の信任投票がボリビア全国で行われた。2年前に史上初の先住民大統領に就任したエボ・モラレス大統領が、なかなか進まない憲法改正、反モラレスが顕著になった資源に恵まれた地方との関係の打破を狙って実施を宣言。しかし、一時は大統領も延期に言及する等、直前まで中止・延期の可能性があった。反モラレスの県知事らは、一部を除き信任されると予想されたため、反モラレスが優勢な県でも、投票そのものは実施された。
投票日はバスなどの交通機関は止まり、一般車両も走ることができない。普段は混雑する道を走るのは許可を受けた車両のみ。空気がきれいだ。人々はのんびりと歩いて近所の学校等に設置された投票所へ行く。
投票の運営は市民が自ら行う。コンピューター抽選で当たった人が研修を受けて運営する。投票も義務であり、投票した証明がないと銀行窓口でサービスを受けられないなど不都合があるそうだ。
説明してくれたのは、市民スタッフの抽選に当たった日本人宿「一番ホテル」の息子さん。16時頃に投票は終了した。
YouTubeで高画質を選択して見ることができます。
http://jp.youtube.com/watch?v=RybFhbXnGaQ